ワンピース強さランキング10強者ぞろいのワンピースで強さランキング
2017/04/22
hiro8790
大人気漫画『ワンピース』。その魅力の1つは、主役を始めとする強烈な個性を持ったキャラクター達。今回は『ワンピース』の世界と、幼い少女の姿に恐るべき能力を秘めた敵キャラ・シュガーについて色々とまとめてみました。『ワンピース』とシュガーの魅力をご覧下さい。
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『ワンピース』主人公ルフィの冒険の始まり
『ONE PIECE(ワンピース)』は、主人公モンキー・D・ルフィが、海賊王ロジャーが遺した「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を手に入れて海賊王になるべく冒険する少年漫画です。
1997年に「週刊少年ジャンプ」にて連載開始、現在も連載中の大長編漫画です。
海賊となった少年モンキー・D・ルフィを主人公とする、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を巡る海洋冒険ロマン。
夢への冒険・仲間たちとの友情といったテーマを前面に掲げ、バトルやギャグシーン、感動エピソードをメインとする少年漫画の王道を行く物語として国民的人気を博している。また、深く練り込まれた壮大な世界観・巧緻な設定のストーリーも特徴。
週刊少年ジャンプでは『こちら葛飾区亀有公園前派出所』に次ぐ最長連載漫画です。
1999年にはアニメも始まり、こちらも東映アニメーション製作のアニメ作品としては、最長のロングラン作品となっています。
シュガーの話に行く前に、まずは『ワンピース』の主人公ルフィのこれまでの冒険を、簡単に振り返ってみます。
『ワンピース』の主人公「麦わらのルフィ」の始まり
憧れの存在にして命の恩人のシャンクス。彼から預かった麦わら帽子を返すのが、ルフィが自分に課した目標の1つでもあります。
後に、彼が海賊の頂点・四皇の一角を担う大海賊である事が明らかになります。
かつて、世界で初めてグランドラインを制覇した海賊王ゴール・D・ロジャー(ゴールド・ロジャー)が、「この世のすべて」と言ったワンピース(ひとつなぎの大秘宝)をグランドラインに置いてきたことから、ワンピースを求めて世界は大海賊時代に突入しました。
ワンピースを手にした者は海賊王の称号とともに、この世のすべてが手に出来ると言われています。ワンピースの主人公モンキー・D・ルフィもワンピースを求めて、仲間とともにグランドラインを航海する海洋冒険物語です。
様々な困難を、共に旅する仲間達と一緒に切り抜け、「偉大なる航路(グランドライン)」を進むルフィでしたが、いよいよグランドライン後半の海「新世界」へ向かう直前で、大事件が発生します。
義兄エースが海軍に公開処刑されるというニュースと、それをきっかけにして起こった「頂上戦争」です。
『ワンピース』史上最大の戦い・頂上戦争
海賊側も海軍側も、「災厄」としか言いようのない化け物級の強者同士がぶつかった、まさに『ワンピース』史上最大にして最悪の戦いでした。
エースの処刑を阻止するために現れた、大海賊白ひげ。
彼を慕う”新世界”の海賊たちもまた大挙してマリンフォードへ押し寄せます。
それを迎え撃つのは、海軍三大将に加えて本部海軍兵力、そして七武海。
英雄ガープと元帥センゴクはエースの傍らで戦局を見守ります。
白ひげ海賊団の隊長たちが奮戦していく中、
インペルダウンを脱走したルフィたちがついに姿を現します。
ルフィは白ひげ海賊団の援護を受けながら進撃し、
祖父であるガープをすら打ち倒してついにエースのもとへ!
Mr.3の協力もあってエースの錠を外したルフィは、
ついにエースの解放に成功するのです。
エースを救ったルフィですが、赤犬の猛攻の前にエースが斃れます。
自らの人生に悔いはないと言い残して散った義兄に精神を崩したルフィ。
意識を失い死にかけた彼を救ったのは、白ひげ海賊団と超新星ローでした。
さらに黒ひげまで現れ、白ひげを殺害するとグラグラの実の能力を獲得。
さらなる恐怖の時代の幕開けを予感させ、人々を絶望させます。
そこへ現れた赤髪海賊団は、暴走した戦場を収めることに成功します。
エースの最期
エースと白ひげの死は、『ワンピース』の世界そのものを大きく動かす事になります。
その後、何とか立ち直ったルフィは、「もう二度と大切な者を失わないように」と、さらなる力をつけるべく、かつて海賊王ロジャーの右腕として活躍した伝説の海賊「冥王レイリー」の下で2年間修行する事になりました。
頂上戦争の前に、世界のあちこちに飛ばされていた仲間達もまた、ルフィを支えるために新たな力をつける事を誓い、それぞれ修行に入ります。
こうして、ルフィの冒険は一旦休止する事になったのでした。2年後、麦わらの一味が再び集結するその日まで。
2年の修行期間を終えて、再集結した麦わらの一味
ついに新世界へ入った一味。修行で成長しても、行く先々で様々な騒動を巻き起こしていく点は、以前と変わらず。
魚人島を出航したルフィ達は、奇妙な救難信号をキャッチしたのをきっかけに、現在は事情があって完全封鎖されている島・パンクハザードへ向かいます。
ここでルフィが、ある人物と再会した事が結果的に、シュガーにも大きく関わる大事へと繋がっていくのです。
そのある人物とは・・・。
トラファルガー・ロー
「ハートの海賊団」船長で、ルフィと同じく「最悪の世代」と呼ばれている海賊の1人。
超人系悪魔の実「オペオペの実」の能力者で、「死の外科医」の異名を持つ医者でもあります。戦闘力は言うまでもなく、医者としての実力も突出しています。
頂上戦争後、瀕死の重傷を負ったルフィを救ったのも彼でした。
彼がルフィに同盟を持ちかけた事から、話が大きく動き出していくのです。
パンクハザードがマッドサイエンティスト、シーザーの実験施設で、
しかも子供たちに非道な投薬実験を繰り返していることが明らかになります。
ナミやチョッパーはこれを許さず、ルフィもそれを支持。
一方で、七武海となっていたローはルフィに対四皇の同盟を持ちかけます。
シーザーの背後にいるのは、七武海ドフラミンゴ。
ドフラミンゴは闇のブローカー・ジョーカーとして暗躍していました。
その最たるものが、四皇カイドウへさばく人造ゾオン系悪魔の実「SMILE」。
ローはシーザーとその研究施設を破壊することでこれを阻止しようというのです。
シーザーを倒し捕虜としたルフィとローは、ドフラミンゴが国王として支配している国・ドレスローザに向かいます。
そして、ドフラミンゴ率いるドンキホーテ海賊団(ファミリー)の幹部の1人こそがシュガーなのでした。
見た目は子供、しかし中身は・・・
好物のグレープを食べるシュガー。こうしていると、無邪気な女の子にしか見えないのですが・・・。
ドンキホーテファミリー「トレーボル軍」特別幹部。
青竹色のボブカットヘアーに眼帯のような形状のモノクルをかけた少女。実年齢は22歳だが、能力の副作用で実を食べた瞬間から歳をとらないため、能力者となった10歳時から12年間見た目が全く変わっていない。
水玉模様のワンピースとクマの毛皮のコートを着用し、王冠を被っている。見た目通りの子供らしい性格だが、かなりの毒舌家でトレーボルや部下には冷たく当たっている。
本当は大人
『ワンピース』のコミックス75巻のSBSで、シュガーの実年齢と本来の姿の彼女が描かれています。
超人系悪魔の実「ホビホビの実」の能力者。触れた人間をオモチャに変えることができる。オモチャに変えられた人間は周囲の記憶から抹消され、契約を言い渡すことで自身に服従させることができる。
護衛される身だが、トンタッタ族の超スピードに瞬時に対応するなど本人も高い実力を持つ。
戦うシュガー
超スピードを誇るトンタッタ族を返り討ちにする戦闘力。能力に頼り過ぎず、素の戦闘力もちゃんと鍛えているのでしょう。
実年齢はともかく体は10歳の少女なので、身体的に鍛えるのには限界があるでしょうが、彼女の場合、その点は能力で十分補えますので、戦力として考えても、やはりシュガーは恐ろしい存在だと言えます。
能力が凄過ぎて見落としてしまいがちなのですが、シュガーは戦士としても十分活躍できる実力者なのです。
これほどに強いシュガーですが、ドレスローザでは前線に出る事はほとんど無く、しかもファミリーの最高幹部トレーボルが護衛につくという特別待遇でした。
それは彼女の能力が、ドフラミンゴのドレスローザの支配と、彼が裏で行っている闇のビジネスの要だったからなのです。
ドンキホーテ海賊団船長ドンキホーテ・ドフラミンゴ
王下七武海の1人で、超人系悪魔の実「イトイトの実」の能力者です。しかも達人級の覇気使いな上に、希少な覇王色の覇気を持つという恐るべき強者。
戦闘力もさることながら、情報戦にも長けていて、相手の心の弱いところを突き、自分のペースに持っていくのが得意な策士でもあります。間違いなくワンピース史上、ルフィが最も手こずった強敵の1人でしょう。
その性格は「家族(ファミリー)」と認める幹部以上の人間には寛大ですが、それ以外には冷酷残忍。世間からは「悪のカリスマ」と恐れられています。
10年前、天竜人の貢ぎ金「天上金」の輸送船を襲い、政府を脅し七武海に加盟する。同時期に、ドレスローザのリク王に脅迫と同時に能力による悪謀を仕掛け、国民からの信頼を失墜させ、リク王に代わりドレスローザの王位に就く。
即位後、富を与えることでドレスローザ国民の支持を獲得し、裏ではトンタッタ族とシュガーの能力でオモチャにした者たちを奴隷として地下で働かせ長年ドレスローザを支配していた。
シュガーの能力でオモチャにされた者は関係者の記憶から存在を消され、シュガーから契約を言い渡されると逆らう事もできなくなります。まさにドフラミンゴにとっては都合の良い労働力という訳です。
シュガーにオモチャに変えられた人間達の中には、他国の要人、政府の役人、海兵といったドレスローザの国民でない者もいた事から、相当数の人間をオモチャに変えてきた事が分かります。
ただでさえ恐ろしいシュガーの能力を、残酷かつ狡猾なやり方で利用してきたドフラミンゴ。リク王家が治めていた頃は一度も戦いに巻き込まれた事がなく、「愛と平和の象徴」とまで言われたドレスローザは、一見豊かで幸福そうでも、実際は大きな闇を抱える国と化してしまいました。
しかし、それも思いがけない形で終焉を迎える事になったのです。
ルフィ達麦わらの一味はローと、パンクハザードで出会い、しばらくの間同行する事になったワノ国の侍、錦えもんとモモの助父子と共に、ドレスローザへ乗り込みます。
しかしドフラミンゴの力は想像以上に大きく、ローの作戦は失敗、ロー本人はドフラミンゴに捕らえられ、ルフィ達は窮地に立たされる事に。
ですが、ここからドフラミンゴの計算が狂い始めます。そして、ドフラミンゴにとって最悪の事態・・・シュガーの気絶による、オモチャの解放が起きてしまうのです。
S(シュガー)O(おったまげ)P(パニック)作戦開始!
トンタッタ達がたてたシュガーを倒す作戦とは、彼女の好物のグレープを世界一辛い調味料「タタババスコ」とすり替えて食べさせる事で気絶を狙うものでした。
しかし、シュガーの予想以上の強さにトンタッタ族は退けられ、その一部とロビンはオモチャに変えられ、ウソップもトレーボルとシュガーによってボロボロにされ捕まってしまいます。
トンタッタが自分に食べさせようとしたタタババスコを毒と勘違いしたシュガーは、ウソップに食べさせます。そのあまりの辛さにウソップは、人間とは思えないほど滅茶苦茶な顔になって大絶叫!
すると、それを眼前で見てしまったシュガーがショックのあまり、これまた絶叫して気絶してしまったのです!
傍にいたトレーボルも、あまりにも予想外の展開に、何もできませんでした。
シュガーがかけたホビホビの呪いが解けていく
シュガーが気絶した事でホビホビの能力が解除され、オモチャにされていた人間や動物達が次々と元の姿へ戻っていきます。
こうして事態は、誰も予想していなかった展開・・・国中を巻き込む大乱戦へと突き進んでいくのでした。
シュガー復活!しかし・・・
しばらくは目を覚まさないだろうと思われていたシュガーでしたが、早々に復活。
ドフラミンゴに申し訳ないという思いと、自分を気絶させたウソップ達への怒りとを胸に戦線へ復帰します。
しかし、実はシュガーは完全に回復したとは言えない状態でした。何故なら・・・。
ウソップの絶叫した時の顔を見たショックが強過ぎて、完全にトラウマ化してしまっていたのです。気絶状態からは回復できても、心のダメージはどうしようもなかったのですね。
そして、まさかというか、やはりというか、この事が後で命取りとなってしまうのです。
ホビホビの実のシュガーは何万体ものオモチャ奴隷を一瞬でなかった事にされ、シュガーの能力について何も知らないルフィとローに復讐すべく近付いて来ます!
旧 王の台地で、ロビンがオモチャにされた時に ロビンを忘れた事に気付きもしなかったという事態の深刻さを知るウソップは、肉眼でやっと確認できる程の距離から狙撃でシュガーを撃ち抜こうとします!
ルフィとローに迫る、シュガーの魔の手
ドフラミンゴを目指して進むルフィとローの前に姿を現したシュガー。
2人が自分の事を知らないのをいい事に、上手く接近してオモチャに変えようとしますが・・・。
ヴィオラからルフィ達の位置の詳細を聞き、神経を研ぎ澄ました狙撃手ウソップは大成長グレート黒カブトで狙い、見えない距離にいるルフィ達の気配を感じました!
そして必殺遠距離蓑虫星!ルフィとローに話しかけているシュガーにドンピシャ!タタババスコの塊の実を食べ凄い事になったウソップの顔の弾がシュガーのトラウマを呼び起こし、シュガーは再び気絶!ウソップの顔の人形は、カン十郎の能力で作り出したものでした!
リベンジならず!シュガー、二度目の気絶!
ウソップは、描いた絵を生き物のように動かせる能力を持つ侍、カン十郎に作ってもらった自分の絶叫顔人形を弾に、神がかり的な超遠距離狙撃でシュガーを撃退!
トラウマを直撃されたシュガーは再び気絶し、戦線離脱を余儀なくされたのでした。
2、3日は目を覚まさないはずと思われていたシュガーが、一度目の気絶からあんなに早く復活できたのは何故だったのでしょうか?この後の戦いの行方は?
そして何よりも、この戦いの後、シュガーはどうなったのでしょうか?
それについて、これから紹介します。
敵も味方も求める力
シュガーが二度目の戦闘不能状態にされた後も戦いは続き、次々とファミリーの幹部達が脱落、戦闘不能状態となっていきます。しかし、ドフラミンゴとトレーボルは動じていませんでした。
何故なら、不利な戦況を覆す強力な切り札が彼らの手元にあったから。そして、その切り札こそが、シュガーを一度目の気絶から復活させたものでもあったのです。
その切り札とは・・・。
囚われの身のマンシェリー姫
トンタッタ族のマンシェリー姫は、生物の傷を癒す力を持つ超人系悪魔の実「チユチユの実」の能力者です。
その力ゆえにドフラミンゴに目をつけられ、ずっと囚われていたのでした。
超人系悪魔の実「チユチユの実」の能力者。魔法のジョーロから出る魔法の水や自身の涙で生物の傷を治すことができる。
ドフラミンゴから治癒能力を重宝され、ドンキホーテファミリーによってドレスローザの王宮「礼拝堂」裏の「おしおき部屋」に幽閉されていた。同じく捕まっていたトンタッタ族は「姫の病気を治す」という嘘を信じ込み、SMILE工場で働かされていた。
ジョーラに騙されて治癒能力を使用し気絶していたシュガーを復活させる。
その後に倒された4人の幹部たちを復活させるためジョーラから再び治癒能力を使うよう脅されるもそれを拒否したため、治癒の涙を出させようとジョーラから酷い暴力を受けたが、レオとカブによって救出された。
王宮から脱出後、レオと協力しドフラミンゴに切断されたローの右腕を治療した。鳥カゴの収縮が迫ると「チユポポ」で動けなくなった国民や戦士たちを一時的に復活させ、ルフィ復活の時間を稼いだ。
マンシェリー姫がレオ達に救出され、ドフラミンゴ達は倒れた幹部や部下達を復活させる事が不可能となりました。
ルフィの必殺技『ギア4』
2年の修行の間に編み出した必殺技。ドフラミンゴを追い詰めるほどの戦闘力がありますが、リスクも大きいようです。
ギア4(フォース)
ルスカイナでの2年間の修行中、怪物のような巨大な猛獣達をねじ伏せる為に編み出した戦闘方法。
初使用時にドフラミンゴを一方的に追い詰めるほどの圧倒的な戦闘力を誇るが、覇気を使いすぎるため僅かな時間しかもたず、時間切れになると急激に空気が抜けて普段の姿に戻ると同時に一気に疲労感が押し寄せ、その上約10分間は覇気が使用できなくなる。
重傷を負ったローから引き継いだドフラミンゴとの決戦では、秘策の新技「ギア4」で戦いを挑む。ドフラミンゴを追い詰めるが、トドメを刺せないまま、「ギア4」の制限時間を越えてしまう。
ギャッツや多くの戦士達の助けを受け、覇気が使える時間を稼いでもらい再び戦える状態になると、空中でのドフラミンゴとの最後の死闘を制し、ドレスローザの戦いに決着をつけた。
パンクハザードで倒されたヴェルゴとモネ、ドレスローザでの戦いの最中に離反したベビー5を除く幹部8名と最高幹部3名、そして船長ドフラミンゴが海軍に捕まり、事実上ファミリーは壊滅しました。
結局シュガーは二度目の気絶から目覚めないまま、ドフラミンゴと他の幹部達と共に、海軍に拘束されてしまいました。
こうして、『ワンピース』史上でも有数の長丁場となったドレスローザの話に、一応の決着が着いたのです。
『ワンピース』本編で明かされなかったシュガーの事情とは?
一度目の気絶から復活した時、シュガーが口にしていたのは、ウソップ達敵への怒りと若様(ドフラミンゴ)に申し訳ないという気持ちでした。ドフラミンゴへの忠誠心は強いようです。
何故、彼女はドフラミンゴに忠誠を誓うようになったのでしょうか?
前に触れたシュガーの実年齢のように『ワンピース』のコミックスの質問コーナー「SBS」には、漫画『ワンピース』の本編で語られなかった設定や裏事情などの情報が公開される事が度々あるのですが、シュガーについても重要な情報が77巻のSBSで明かされていました。
パンクハザードでの戦いで、ルフィ達に敗れたモネは、シュガーの実の姉だったのです。
さらに2人は大変不幸な境遇にあったのをドフラミンゴに救い出されたため、ファミリーのために命を張る覚悟があるのだと、簡単にですが凄まじい事実が語られていました。
モネとは、少年漫画『ONEPIECE』の登場人物である。
王下七武海ドンキホーテ・ドフラミンゴ率いるドンキホーテ海賊団の幹部で、腕と足が鳥になっているハーピーである。同海賊団の協力者である世界政府の元科学者シーザー・クラウンの秘書兼監視役としてパンクハザードに派遣されていた。
モネ
ファミリーの幹部の1人で、自然系悪魔の実「ユキユキの実」の能力者。過去には、ドレスローザの王宮に侍女として潜伏し、ドフラミンゴのドレスローザ乗っ取りの際に手引き工作を行っています。
一時ファミリーにいたローがモネとシュガーの事を知らなかったのは、2人がファミリーに加入したのは、ローが抜けた後だったからです。
ローがパンクハザードに来た際の回想でモネは普通の人間の体だったが、本人の希望なのか、他のパンクハザードの人間と同じく、ローによってモネが改造された様子。
船長のドフラミンゴに対し絶対的な服従心を持っており、ドフラミンゴに自爆を命令された時も顔色一つ変えず、それどころかドフラミンゴに進んで自爆を申し出て、自爆直前もドフラミンゴを「海賊王になる人」と別れと称賛の言葉を述べていた。
モネの覚悟
「自爆」の指示を、笑みさえ浮かべて果たそうとするモネ。
最後までドフラミンゴに忠実だったモネ。シュガーにも姉と同様の覚悟があるというのなら、自分を気絶させたウソップ達に、あれほど激しく怒るのも当然の事だったのでしょう。
また、彼女にとってルフィ達は姉の仇でもあります。この事実も、彼女の怒りに含まれていたかもしれません。
さらにSBSには、モネとシュガーが不幸な境遇にあったのを、ドフラミンゴが救ったという衝撃的な事実が書かれていました。
2人がどのような境遇だったのか詳細は不明ですが、相当不幸なものだったのは間違いないでしょう。
というのも、ドフラミンゴが幹部(家族)と認める人間は「絶望的なほどの不幸に遭った者」という共通点があるようなのです。
そこで、参考として、ファミリー内で(元も含めて)過去が判明している人物を挙げてみました。
ベビー5
超人系悪魔の実「ブキブキの実」の能力者。とにかく惚れっぽくて、自分が必要とされていると思い込むと、すぐその相手に徹底的に尽くそうとします。
そのせいで騙されたり利用されたりする事も多い、少し困った性格の女性です。
しかし、そんな性格になってしまったのには、深い事情がありました。
干ばつが続く飢餓の村に生まれたが、幼い頃に母親に口減らしとして山に捨てられ、その際に「役に立たないお前は必要のない人間」と言われたトラウマから、異常なまでに人の役に立ち、必要とされる人間になろうとするようになった。
トラファルガー・ロー
ローがルフィに同盟をもちかけた事が、今回の激戦のきっかけでした(もっともロー自身、最初はドフラミンゴと真っ向から戦うつもりではなかったようですが)。
かつては彼もファミリーに加入していて、しかもドフラミンゴに「将来の自分の右腕」と言われるほど評価されていました。それは彼の優秀さだけではなく、その境遇にもあったのです。
幼い頃は医者の両親と妹との4人家族で父親から医学を学びながら平和に暮らしていたが、フレバンスの地層にある鉛「珀鉛」が原因で、他の国民同様「珀鉛病」に侵されていた。
16年前、フレバンスで起こった戦争で家族や友人の全てを失い、国から脱出しドンキホーテファミリーの下を訪れる。当時は全てを失い余命もわずか3年2カ月であったことに絶望し、目に入る全てを壊したいという破滅願望を抱いていた。
この後ローは、ドフラミンゴの弟コラソンに命と心を救われましたが、コラソンはドフラミンゴに殺されてしまいます。
この事件がきっかけでローはファミリーを離れ、ドフラミンゴを倒すために生きる道を選択したのでした。
ドンキホーテ・ドフラミンゴ
人の育った環境を重視するドフラミンゴ。
実は彼自身が、非常に数奇な運命を辿ってきた人物だったのです。
天竜人「ドンキホーテ一族」の末裔で、幼い頃は他の天竜人と同様の喋り方をしていた。33年前、父・ホーミング聖の意向で天竜人の地位を捨て、家族と共に地上へ移住した。
しかし移住先の住民に天竜人であることがばれ、天竜人を恨む住民達から地獄のような拷問・迫害を受け家族共々追われる身となり、逃亡生活の最中母が病死する。
ヴェルゴの紹介で王の資質を見出したトレーボルから復讐する「力」としてイトイトの実と拳銃を与えられ、母を亡くしたことに怒り父を殺害し、その首をマリージョアに持ち帰るも帰還を拒否される。
以来、天竜人が牛耳る世界の全てを破壊することを誓う。
状況や事情は違いますが、命を落としていてもおかしくないほど過酷な過去であった点は共通しています。
モネとシュガーも、彼らとそう変わらない過酷な環境にいたのかもしれません。
いかがでしたでしょうか? 『ワンピース』とシュガーについて、色々と紹介してきました。
『ワンピース』の物語はまだ続いています。まだ明かされていない謎も多く、これから先も、ドレスローザのような騒動が巻き起こる事でしょう。
そして、海軍に捕まる形で物語の表舞台から退場したシュガーも、いつかまた、この物語に登場するかもしれません。何が起きても不思議ではない世界の物語、それが『ワンピース』なのですから。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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